2021年3月の某平日。
家庭内状況を見るに、2日間の猶予を発見!!
(子供の送り迎えや夕ご飯の支度などの都合が2日間空きまして)
と、言うわけで
中年男性おひとり様合宿旅行に行ってきました。
最近コロナ禍で日常的にストレスも感じてて、
頭もすっきりしない体調が続いてたんで、逃避行をと…
僕の中年男性おひとり様合宿は、基本的に日常を離れてバカ飲みバカ食いするだけでOK。
そして風情を感じられるとなおよし。
というわけで、
今回は伊東園ホテルグループの「伊東園ホテル熱川」に2泊3日で予約を入れました。
熱川温泉は、海に面してて景色がよさそうと目星をつけていた場所です。
(実際、素晴らしい景色の宿でした。)
おひとり様で連泊できるところを探して見たのですが、
行きたいと思ってたエリアだとこの「伊東園ホテル熱川」が該当したんですね。
(もうひとつある熱川ハイツは連泊予約ができなかった。熱川ハイツの方が新しくてアレな前評判でしたが。)
で、前情報でオーシャンビューで景色が良さそうだったので。
そんな感じで前々日にいきなり予約してGO TOしてきました。
電車で移動は気楽でいいが…
で、朝の家族対応を終えてから電車で伊豆熱川へ。
以前は池袋とかから温泉宿のバス送迎があって、
無料とか1000円とかで気楽に現地までいけたけども、
コロナ禍もあってか送迎バスが停止中。
踊り子号に乗って伊豆熱川に向かいました。
電車移動で伊豆までいくと、けっこうな電車賃。(特急料金入れて片道5000円くらい)
激安温泉宿に行くのに交通費が高いのもなんとも儚い気持ちになるもんですが。
(貧乏性すぎるので…)
まぁ、そんな貧乏くさいことばっかり考えてないで、踊り子号ではシウマイ弁当を。
崎陽軒のシウマイ弁当は、冷めててもおいしい謎弁当ですね。
オープン。
どーん。
そういえば、電車の伊豆急行・踊り子号は全席指定になってました。
なんでもダイヤ改正で自由席がなくなったとのこと。
伊豆熱川駅着で…
東京都内某所から3時間くらいで伊豆熱川駅に着きました。
至るところで湯けむりでてて雰囲気あります。
お昼過ぎについたので、宿のチェックイン時間には早すぎ。
やることもないので一旦宿を目指してテクテクと。
駅前の足湯スポット「湯の華ぱぁーく」を発見。
ゆったりしてますね。
熱川温泉の道は、とにかく坂道。山ですね。
なかなかの勾配なので、年配の方々の徒歩だと疲れると思います。
そんな中、明らかに歩道を遮る大木が…
歩道の右側には木の柵が、ロープで補整されていて、なかなかシュール。
Google Mapで道を見ながら宿へ進むも、階段を見つけて登って行ったら、
謎の行き止まりが!!
階段上り切って行き止まりだったけども、この下をくぐって反対側にでられました。
上記のところにでてきました。
どうやら伊東園ホテルが2つの宿を買い取って、連絡通路を付けたところみたいですね。
で、伊東園ホテル熱川に到着。
山の中腹に作った高台にある旅館ですね。
平日なので、のんびりムードむんむんです。
伊東園ホテル熱川のフロントで受け付けだけして荷物を置かせてもらって、海を目指します。
熱川温泉の海
で、熱川温泉街(といってもお店は時間的にも殆どやってなかったですが)を歩いて、海へ。
熱川は坂だらけで結構歩くのも疲れますね。
で、海につきまして。
海です。
浜辺は静かです。
(かなりお若い卒業旅行系の若人たちが1組、記念撮影されていました。)
静かです。
3月半ばの平日ですが、コロナ禍ということもあってか閑散としています。
お湯かけ七福神を発見。
お湯をかけて祈りました。「世界が平和でありますように…」
廃墟ホテルを見学など…
海辺にはすでに使われていない廃墟ホテルも発見。
遠巻きから見学しました。
まだ使われているホテル・旅館に横並びで廃ホテルが。(画像クリックで拡大)
「潮風」という旅館の真横に位置している廃ホテルは、なかなかハード系廃墟。
ちょっと遠くからみても、館内の荒れっぷりがわかります。
館内は障子も破れて、滅茶苦茶です。誰が暴れたのかな?
まー、廃業する時に借金もあるだろうし、債権者は怒り狂ってぶっ壊しに来る気持ちもわかりますが…
僕は帰京してからこの火事の件を知りました。
参照:ホテル大東館火災 1986年(昭和61年)2月11日
そしてこの火事は、更なる悲劇を残された者たちにもたらしたようで…
廃ホテルが並ぶ海外沿いに、謎のクラッシュカーも発見!
かなり、さびていますね。
海辺なんで、潮風で金属はさびやすいのはわかりますが。
浜辺にある「高磯の湯」という有料温泉が、波の間近で風呂入れるとみていたので、いってみましたが…
木曜だったのでちょうどやってなくて残念。
金土日祝日にやってるみたいですね。
大きな地震がきたら、津波が怖い場所でもあるかもですね。
で、海辺を後にして買い物へ。
とにかく坂道を登ります。老人には大変だな。
予め目星つけておいた「里の市場カネカストア」へ。
カネカストアは、まさに地元の小規模スーパーという感じで風情がありました。
高台の中腹にあるので、徒歩だとなかなかハードな道のりです。
伊東園ホテル熱川に戻る途中、廃墟病院も発見。
「静和病院」とのこと。
かなり大きな病院ですが、現在は使われてない廃病院とのこと。
昭和の最後にできて、平成で終わって朽ち果てた廃病院は、なんとも時代の流れを感じさせます。
で、そのすぐ近くに巨大なリゾートマンションが。
「シーアイヴィラ伊豆熱川」とのこと。超巨大です。
しかも、売り物件たくさんあるみたいで、価格が安いです。
(1LDKで350万円とか。まぁ管理費が毎月数万円かかりますが。)
バブル期の残骸として、破格値でも持ち主は手放したいわけですね。
置いておくだけで固定資産税もかかりますし。
で、ようやく14時過ぎくらいになって、伊東園ホテル熱川の宿に戻ってきました。
伊東園ホテル熱川の施設と部屋
で、宿に戻ったらまだ14時過ぎくらいだったのですが部屋のカギをいただけました。
この伊東園ホテル熱川ですが、元々は熱川第一ホテルというホテルだったそう。
(別館部分は熱川ビューホテルという名前だったそう)
それを伊東園ホテルズが買い取っての現在とのこと。
で、館内を冒険しながら部屋に。
室内プールがありますね。小さい子供連れなら重宝しそう。滑り台が楽しそう。
夏季限定なので、今回は水はってなかったですが。
立派な弥勒菩薩の木造です。
ロビー内にある「しあわせの池」で、「のぞみちゃん」の石像。
水を3回かけて願い事をしました…
「世界が平和でありますように…」
池にはメダカもいました。
おい、メダカたち、大きく、そして強くなれよ。
そして世界を救ってくれ!
巨大なカラオケルームがガラ空きで。平日の午後ですしねぇ。
オーシャンビューの巨大カラオケルーム、無料で使えるのはなかなかアレです。
で、部屋へ。
うん、昭和だね!
しかし、窓を見ると… オーシャンビューで素晴らしいです。
今回の中年おひとり様合宿は、いい景色見ながらもの思いにふけるのが目的。
この眺めがあれば、昭和感あふれるお部屋も全然OK牧場。
宿が高台にあるので、眺めは本当にいいですね。
ちなみに海側は和室とのことで、洋室を選ぶと山側で海が見えないそう。
洋室の方が部屋は新しいでしょうけど。
一応、和室の細かな感じは…
障子はつぎはぎされています。
昭和です。
壁ははがれてきてて、歴史を感じさせます。
昭和です。
トイレは以下の感じ。
取り付けられた様式トイレ便座は、平成でした。
部屋の内湯は以下の感じ。
昭和です。
これは、なかなかの昭和ですね。
そうそう、なんとFree Wi-Fiが設備されていました。お部屋はWi-Fi入りましたね。
こりゃすげーや。
で、更なる館内探検へ…
伊東園ホテル熱川は、海風館という別館もありまして、
(熱川ビューホテルという旧ホテルを買い取って併設した別館)
そちらの1階にも浴場が設置されているようで…
別館・海風館のロビー部分。誰もおらず閑散としています。
こちらからの眺めも素晴らしい。電源タップも置いてあります。
ロビーからの階下を見ると、プールが見えます。
夏場とかだと、普通に重宝しそうなプールですね。眺めもいいし。
そしてこれまた昭和を思い出させる置物が。
バブルの遺産ですね。
感じるのは、時代。
別館・海風館の1階浴場前にも卓球場が。畳の上でやれます。
終始館内が閑散としてて、個人的には大好物な感じ。
ゆっくりと、じっくりと、自分を見つめ直すには最適です。
で、昭和を感じられると前評判を見ていたゲームコーナーに。
まぁまぁの昭和具合。
ゲーム機自体は今風ですね。ってそりゃそうか。
まぁ、今はスマホゲームとか無料でやれるから、ゲームセンターの需要もアレになってきた昨今ですねぇ。
広々とした館内なので、ゲームコーナーも広々と取られています。
このゲームコーナーの奥にも、卓球コーナーが…
ありました。
温泉卓球好きなグループには、卓球台たくさんあっていいんじゃないでしょうか。
僕は中年男性おひとり様なので、卓球はやらないですが。
ホテル熱川の浴場・温泉は…
伊東園ホテル熱川には、本館7階に大浴場があり、展望露天風呂付きとのこと。
岩風呂と檜風呂があり、男女入れ替え制となってました。
あと、
別館・海風館の1階にエンゼル風呂(露天風呂は停止中)があります。
2泊3日でいたので、ひととおり入りましたが、良い感じでしたよ。
以下は、本館7階の岩風呂の露天の感じ。
(公式サイトより引用)
なんせ僕が風呂入った時は、殆ど貸し切り状態でのんびり風情を感じました。
露天風呂に入った状態だと風よけがあって直接海辺は見えないですが、
空はきれいに見えるのでそれはそれで。
天気よくてよかったです。
浴室は広いし、空いててよかったです。
浴場の設備はだいぶ古くなってて、カランが回りにくかったり、
天井がはがれてきてたり歴史を感じる状態ではありました。
個人的にはアリですね。
男女入れ替えで檜の露天風呂もなかなか。
檜自体はだいぶ傷んでましたが、それもまた味。
天気もよくて青空見上げながら入浴しました。
別館・海風館の1階にあるエンゼル風呂は、露天風呂が停止中で内湯だけ。
でも、露天エリアには出れるので外気浴してました。
(ただ、他の部屋から丸見えではあるかもでしたが。ガンガンスタイルなので。)
このエンゼル風呂も穴場でなかなかよかったです。
熱湯とちょうどいい温度の湯と2つあって、湯加減よくてよかったです。
常に貸し切りでしたし。
ホテル熱川の各室のお湯も温泉とのことで…
ホテル熱川の各部屋についてるお風呂も、蛇口から出るお湯は温泉とのこと。
まぁ、昭和感バリバリの部屋付き浴槽ではありますが…
大浴場入らないで部屋の内風呂入る方には、
全室の風呂で温泉出るのはかなりグッドニュースかもですね。
初日の夕食バイキングを…
初日の夕食時間は18時から20時までとのこと。(客数からか1部制)
この手のバイキング形式は、最初のスタート時間に行った方が食べ物がなくならないのでいいということで。
(後からいくと、人気の食べ物はなくなってることしばしば)
で、僕のセレクトは以下の感じです。
ちょっとの刺身、焼き魚、汁ものと酒があれば充分ということで。
とりあえず、ビアがあればOKというスタイルで。
この汁物がおいしかったです。
お皿が寂しいですね。
まぁ、なんか緩く取っていった感じなので。
画面中央のビーフシチューみたいな感じのは、おいしかったです。
バイキング会場の様子は以下の感じで。
ご年配の方が多く、家族連れもおられました。
そんなに人数は多くないので、覚えようと思えば全員覚えられそうなくらいの感じ!
のんびりしてていいなぁ。
館内の自動販売機で充分だったかも
カネカストアまで坂道を上り下りして部屋用の酒や食べ物を買ってきたのですが、
館内の自動販売機が安かったのでこれでよかったかも。
まぁ、もう買ってきたのでアレですが…
部屋からの夕焼けと朝日を
部屋から夕焼けと朝日も見えました。
以下の感じで。
ちょうど夕食時間前に夕焼けになってくれました。
中年男性がおひとり様で昭和的な和室から見る夕焼けは、何とも味わい深いものがあります。
で、夕食バイキングでガンガン飲んで泥酔状態で寝落ちしたんですね。
気が付いたら窓側から明るくなってきて目覚めました。
ちょうどあったかくなりつつある時期でよかったです。
襖しめなくても寒くなかったので。
朝日が昇るのを見て目覚めたという…
部屋からの眺めがこれです。
中年男性が、おひとり様で見ている景色です。
今日も連泊します。おひとり様で。
連泊二日目の朝食
で、朝食もバイキング。7時から9時の間でどうぞとのこと。
7時にインします。
僕のセレクトは以下の感じで。
まー、焼き魚といわゆる朝食の定番的な感じですね。
バイキング会場の様子は以下の感じで。
食堂自体は昨夜の夕食会場と同じです。
蕎麦とがんもを追加しました。
ヨーグルトとほうじ茶でしめます。
朝食会場は人が増えてきました。昨夜の夕食時より多いかな。
思うに、バイクでのツーリング客の人とか、夕食無しで宿泊したお客さんもちょいちょいいたのかな、と。
朝、風呂入ったら見たことないパツキン系若者3人組もいたし。
7人くらいの男集団で風呂入ってる一座も発見しましたし。
2日目はカラオケで…
朝食終えて、ちょっと部屋でごろ寝してからの風呂入って一段落。
部屋でパソコン開いて業務的なこともちょろっとやってから、
買いすぎてしまった酒やつまみを消費させるべく飲みだします。
金麦ラガーを海みながら。午後になったので。
昨日、カネカストアで買いすぎました。
どう考えても明日までに全部消費しない量になりました。
(結局、残りすぎて東京までもって帰りました。)
ほろほろになった頃合いに、カラオケルームを借りて、中年おひとり様で熱唱に…
ちょっと狭めの部屋になりました。
午後昼過ぎの時間なのもあり、カラオケルームもガラ空きでした。
(夜は混んでて満室だと思います。)
カラオケルームすら、オーシャンビューです。
2時間強、熱唱しました。中年おひとり様で…
2日目の夕食と翌朝の朝食も…
カラオケルームでおひとり様熱唱して、更に風呂入った後、気が付いたら夕食時間です。
2日目は結局どこにも外出しなかったな。まぁいいか。
で、2日目なんでメニューもわかっててわかりやすいです。
バイキングで連日同じメニューです。
個人的には飲めればいいので、問題ないです。
で、
夕食バイキング後には、だいぶその時間まで無茶してたこともあり、
寝落ちしてしまって朝になりました。
で、また朝食バイキングを。
2日目なんで、わかりやすいです。
2日間の暴飲暴食の為、水分多めです。
で、
朝食後にちょっと部屋でごろ寝して、風呂入って、ようやくチェックアウト。
だらだらしたなぁ~。
堕落の殿堂、最高ですね!
伊豆熱川駅付近で
宿をチェックアウトして駅まで歩きます。
バスで送迎もありますが、勾配急だけど近いしまぁ歩くの好きなんで。
伊豆熱川駅の裏手に、「熱川バナナワニ園」がありました。
ワニに触れるそう。レッサーパンダがかわいいそう。
子連れだといいかもですね。
そんな感じで、また踊り子号で帰京しました。
経費合計
というわけで、今回の経費合計です。
- 宿代(2泊)17130円
- 崎陽軒のシウマイ弁当 860円
- キオスクで買ったビール 308円
- 伊東園ホテルで買ったお土産お菓子 1728円
- カネカストアで買い物 2580円
- 電車賃(都内→横浜→踊り子号で伊豆熱川駅まで)4911円×2=9822円
こんな感じで、「合計32428円」でした!!
まぁ、経費合計は大体のところで…
いつも思うのですが、
高くて良いのって当たり前に感じてしまって、
安くて良いの見つけると、感動があっていいなぁ、と。
そんな感じの貧乏性なんで、中年男性おひとり様合宿の時は毎回このノリで!
伊東園ホテル熱川に宿泊した感想
2泊3日で宿泊合宿してきましたが、景色が素晴らしくて良かったです。
そこが一番目的だったので。
あと、
コロナ禍の中で平日ということもあって、かなり空いててそれも個人的にはよかった。
人によっては寂しく感じるだろうけども、個人的には風情を感じたい中年男性おひとり様なので。
宿の設備はやはり昭和館あるけども、スタッフの方々の感じもよかったです。
これだけ景色よくて空いてるなら、また平日にきたいなぁ、と。
ただ、東京からだと若干遠く感じたな。
なんせ往復の電車賃が一泊料金より高くなるわけなので。(苦笑)
往復の送迎バスのサービスが復活してくれると、最高だな。僕としては。
そんな感じです!
帰ってきて、ご近所の家系ラーメン屋でしめました。
バイキング系を連泊すると、その後濃いのが食べたくなるんですよね。
またタイミング良い時にいきたいですなぁ。
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2020年11月某日におひとり様GO TO キャンペーンの模様です。
2018年夏、中年男性おひとり様合宿の模様です。
この時はまだコロナの前なんで、送迎バスあってよかったです。
まとめています。
コメント
熱川温泉は、景色がよかったですね!
で、比較的人が少なくてのんびりできた、と。
そんな感想でした!