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家電量販店でのインターネット光回線販売員の話

昨夜、夢をみまして。

以前「家電量販店でインターネット回線の販売員」をしていた時の夢です。

当時の体育会系ノリ上司を夢見て思い出し、
「極端なノリの人だったなぁ」と懐かしくも切なく思いました。

その当時のことを思い立ったんで書いておこうかと。

家電量販店でのインターネット光回線販売員
家電量販店での販売員仕事は、なかなか楽しかった思い出です!

2009年に交通事故にあってけっこうでかい怪我しまして、
その治療中にやってた仕事なんですね。

業種的にコンプライアンスがかなり厳しく、当時の守秘義務もあり、実名などが書けないです。
また、僕がお世話になった会社も現存してますし、怒られそうなのでサラッと書きます。

けっこう楽しい思い出ばかりで、
また仕事としても自分なりにはうまくいったものでした。

表彰状
成績も良くなっていき、表彰されることもしばしば。
(表彰されたのは会社内のチーム名だったので、個人名含めてモザイク処理させていただきました。)
僕はチームリーダーだったので、この賞状を受け取りました。

営業職・販売職はなかなか厳しいイメージながら、
やってやれないことはないですね。

インターネット回線販売員の仕事内容

僕がやったネット回線の販売員仕事は、
家電量販店の売り場で「お客さんにインターネット回線を勧める」ものです。

そのまんまですが…

以下みたいな「光回線契約でキャッシュバック」みたいな宣伝あるじゃないですか。
光回線 キャッシュバック
この感じを家電量販店でやるんですね。

「今日のお買い物から3万円割引できます。(光回線契約で)」
みたいな感じで。

ADSL回線から光回線乗り換えしてもらったり、
ケーブルテレビのネット回線からNTT光回線に乗り換えてもらったり、
そんなことをお客さんに説明してすすめていく仕事です。

それだけでなく、
家電量販店の売り場フロアにいるので、
普通に商品販売員としても仕事していく感じになります。
(家電量販店社員でないので、やれることは限られますが。説明だけみたいな。)

家電量販店での商品販売仕事は、
外部から来たヘルパー的なスタッフということで制約多く厳しい部分もありました。

また、
家電量販店の雰囲気自体がメチャ体育会系なんですよね。

その感じに外部スタッフとして入っていくのは
気を遣わなければならない部分が多かったです。

ただ、住めば都。

その店舗で仕事や環境に慣れると、楽しくやれました。
個人的には。

よかったこと 楽しかったこと

それまで比較的収入が後回しの業種を渡り歩いてきたので、
一般的な企業の収入ベースを体験できたのは大きい、と思ってます。

けっこうそれまでよりも収入が上がったんですね。

成績良いとインセンティブもドーンと付きまして。

最初の頃は知識不足で苦戦しましたが、
徐々に知識ついて接客にも慣れ、
そうすると段々まわりにも良い感じで対応してもらえるようになり。

表彰盾
成績うまくいくことが多くなっていって、表彰されたりインセンティブも。

お、
自分は意外とヨーイドンで一斉に仕事すると、
普通にそこそこはできるんだな、という自信もつきました。

(僕はそれまで超Fラン大学卒で、フリーター上がりから低収入業界での仕事みたいなキャラだったので…)

僕が勤めた営業代理店のクライアント会社が大企業のNTTだったので、色々といい感じで。
フレッツ光マスター
「フレッツ光マスター」の称号をいただきました。
(バッジをいただいた。)

フレッツ光マスター ボールペン
ボールペンも。(ほんとに数量限定のものとのこと。)
随分前ですが… 今でも持ってます。

また、
僕が勤めた営業代理店もスタッフ数が300-500人くらいの規模だったので、
全体会議後の飲み会やら、そういったスタッフ間交流も楽しかったです。
(僕は大体年長者組でしたが。すでにアラサー超えでしたので。)

ただ、不条理なこともごく一部で…

個人的にはやりやすい仕事だったんですが、
光回線の契約数を取っていく仕事なので、
当然ながら頑張ってセールスしていかないといけないわけで。

ここが難しい部分で。

数字を追うために、
無理やりセールスしていく感じがどうしても一部にあり、不条理に感じた部分もありました。

NTTのフレッツ光は商品力が素晴らしく、使用するメリットが大きいのでだいぶ助かりましたが。

とにかく数字を取ること成約とることにイケイケすぎる傾向が時にあり、
それを正当化する上司の感じもごく一部に。

そんな闇の部分があったのが僕が見た現実でした。

僕は生粋の長渕剛好きなので、
不条理なこと、理不尽なことがあると、
自分の中の長渕剛が叫ぶんです。

進路は東へ!
長渕剛 Captain of the ship
お前が家事をとれ!!
人間になりてぇ!

夢で見て思い出した体育会系上司のこと

思い出してきた。

来店されるお客さんに空気読まずに光回線をすすめまくることを強く指示され、
(「キャッチ」と言います。)
成約数が増えないことに苛立っておられる某上司を思い出しました。

いや~、難しい。

僕は当時から若干アレなこともあり、
メリットが該当するお客さんに勧めていく姿勢でゆるかったので、怒られました。

その上司ご自身も凄い頑張ってキャッチされてましたし。

ただまぁ、
お客さんも多くないんですよね。家電量販店って。

その上司の強い感じもわかるんですが、無理なもんは無理だし…

そう思いながらも、自分なりの感じでやってました。

(僕がいた営業代理店はすごいいい人ばっかりでした。話もわかるし。なので楽しかったのですが。)

その体育会系上司も、人柄は悪くなかったです。
懐かしい。

思うに…

その商品・サービスにメリットを感じるであろう層に適切に届けることが大事かな、と。
明らかに逆の状況だと、説明しても希望薄ですし。

その為の知識を身に着ける方に僕は重点置いてやってました。

具体的には…

  • 自分で光回線契約していく
  • 自分で光回線を他社に乗り換えてみる
  • 自分でキャンペーンを使ってみる

自分で使って、メリットを感じた部分を説明していくと。
自分で契約しても1件成約ですし。
(全て業務中に対応できるゆるさがあったのがよかったです。)

まぁ、そんな感じでも数字が徐々に上がるゆるさがよかったです。
(不条理に怒りテンションの上司も健在ではありましたが。)

平日の家電量販店とかって、ほんと売り場閑散としてますからねぇ。

自分にとって成長できた期間でした。

家電量販店の仕事の合間にトレードもこっそりと…
その為にガラケーをスマホに変えて。
(当時はauのアンドロイド使ってました。UQ mobile使えるやつ。)

さすがにアレですが、もう10年以上前なので時効ということで…

また、
その時期にブログとか作れるWEB知識も身に付けました。

更に、毎日のように交通事故の治療で通院してるわけですよ。
そういうのを一緒にできるゆるさが助かりました。

で、
交通事故の治療も終わり示談となり、
(まとまった額の慰謝料は、助かりました。)
時を同じくしてその家電量販店の現場も他社に変わったタイミングで、僕は円満退社しました。
(その家電量販店のグループ企業になった大手人材派遣会社に取って代わられて)

そこからずっと自営業及びトレーダー的な感じですね。

本当にお世話になりました。

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コメント

  1. サラッと、ネット回線販売員時代の体育会系上司の闇を書こうと思ってたんですが、
    サラッといかずに長文ブログになってしまいました…

    「そのサービスが必要な人にだけ届けたい」と思ってるわけですね。
    今も昔も。

    あんまり押し売りになると、感じ悪いですし。

    そんなことを書きたかった内容です。